伊賀組紐 組台タイトル


養蚕農家が手間暇を惜しまずに育てた蚕、その蚕が短い一生をかけて創り出す絹糸、この糸に命を吹き込み、形にして仕上げるのが組み作業です。組み台には丸台角台高台綾竹台の4つのタイプがあり、組み紐の種類や組み方によって使い分けます。
組み技術の習得は早い人で1年、複雑な模様を組み込めるようになるのは数年を要すとさえ言われています。それだけに技術に長けた組み子を確保するのは組み紐店にとってきわめて重要なことになります。
平井兼蔵商店では自らの作業場での製造だけでなく、高度な技を身につけた組み子と契約し、より品質の高い製品作りに取り組んでいます。

丸台

主に組み下げて組む方法で丸組みと平組みができるのが丸台です。
伊賀組紐 丸台 鏡(上板)と脚、下板とによって組み立てられた台で主に組み下げて組み進む。上板の穴から玉に巻いた糸を出し、組みあがった紐は下へ下がってゆく。台の中では最小のものであるが、高台で組む一部のものを除いて、初歩的な単純な紐から唐組のように非常に複雑なものまでほとんどの組み方が出来る万能な台といえる。全ての糸を締めながら組むので、ヘラで打ち込む紐と違った味わいがある。使える玉数に限界があるために、特別に作られた台を除くと柄の種類は少なく、逆に組目の美しさが持ち味となる。
ページトップへ

角台

主に、組み上げて組む方法で、丸組みと角組みができるのが角台です。
鏡(かがみ)と呼ばれる四角い台板と、組み上げた紐を引っ張っりあげるための滑車のついた柱とからなる台で、柱から下げられた鏡によって組んだ紐を引っ張りながら組んでゆく。糸に撚りをかけながら組み進むのがこの台の特徴で、撚りが戻らないようにするために足の部分に布が巻いてある。比較的玉数の少ない紐を組むのに使われる。この台では、四つ組のような少ない比較的単純な紐から複雑な唐組まで、丸紐も平組もできて組み方は自由。 伊賀組紐 角台
ページトップへ

高台

大きくて複雑なものを組むときに使うのが高台。複雑な模様や文字などを組むこともできますが、熟練した技を必要とします。
伊賀組紐 高台 畳半分ほどの大きさで、組む人は台中央に渡された板の上に座って組む。台の正面にある鳥居のような形をした巻き取り軸に糸を結びつけて、台の左右に、一段ずつつけられた粋(コマ)に玉のついた糸を掛け、綾書きという組み方の符号に従って、竹型のヘラで打ち込んで目を整えながら組んでゆく。上下二段の糸の色を変えることで、部分的に模様を出すことが出来る。玉数を多く使えるので模様の変化も多く、複雑な柄出しができるのが特徴。かつては嫁入り道具のひとつでもあったことから、クサビで止める組み立て式になっていて、自分の体格に合わせて建具屋に作らせることが多い。
ページトップへ

綾竹台

(あやたけだい)
薄くて平たい製品を組むときに使うのが綾竹台。機織り機と同じように横に目が合う組み方、で帯締めや羽織紐などを組むことができます。
約40cm角の木枠で、手前には矢羽根型の切り込みを入れた板と、組み糸がもつれぬように立てた丸棒が45度くらい傾いてつけられた台。経糸を矢羽根型の板と棒の間にかけ、緯糸は左右の枠にかける。上下の糸の間に緯糸を入れてヘラで打ちながら組む。平組だが、伸びが少なく、ざっくりしたしめやすい紐が組める。この台の紐ほど柄の種類が多いものもないが、いずれも線を基調とした柄のバリエーションということができる。 伊賀組紐 綾竹台
ページトップへ

(有)平井兼蔵商店 TEL 0595-21-0666
  0595-23-2901
FAX 0595-21-9400
E-mail:hirai@dento.gr.jp

home 展示館/伊勢内宮前店 /案内地図/ネット販売/催事予定/
組台について/製作工程 / お客のあのね / e-mail / English