山中組木工房 解説
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材料はすべて自然の木ですのでシーズニング(乾燥)には気をつかっております。
シーズニングが不十分ですと製品にかなりの狂いが生じてしまいます。
わたしどもの工房では独自の乾燥室を持ち、常に材料の品質を管理しています。

組木細工

 
組木細工は四角い木片を止め金具を使わずに組み立て、解体する事の出来る玩具で、いわば立体パズルです。江戸時代の中頃「知恵木」「知恵板」と呼ばれる遊具が使われていたことが文献にあり、これが組木細工の原点ともいわれています。古来、日本の神社建築は釘を一切使わない木組みの構造が特徴で、これをヒントにしたとも言われています。

小田原地方の特徴のある伝統技術で、明治20年頃 、指物技術をマスターした小田原の人、山中常太郎によって創始され、多くの研鑽を積みながらこの技法が完成しまし た。その後、すぐれた後継者の手によって現在のような高度な デザインと巧みな技術を駆使した多くの組木細工が作られて おり、工芸技術の分野としても評価されています。
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解説アニメ

寄木細工

 
寄木細工は多くの種類の木材の、それぞれが持つ異なった材色や木目を生かしながら寄せ合わせ、精緻な幾何学模様を作り出し、一定厚みの「種板」とし、これを特殊な鉋(かんな )で薄く削り、小箱などに貼布、装飾に利用したり、種板をそのまま加工し製品にする手作りの木工芸品です。
子寄木柄
サヤ柄
三色亀甲柄 オリジナル白黒柄
小寄木柄
サヤ柄
三色亀甲柄
オリジナル白黒柄

使用する主な有色材

自然の木の色を組み合わせております。染料等で染色はしておりません。
白色系  あおはだ、みずき、まゆみ 茶色系 えんじゅ、くす、ウォールナット
灰色系 ほおのき 赤色系 レンガス・パドゥク
黒色系 かつら神代、くろがき 黄色系 にがき、うるし、はぜのき
    褐色系 けやき神代
神代とつくのはいわゆる埋もれ木です。
だいたい1000年から2000年間、土の中に埋もれて水や空気に一切ふれずに残った木です。
神代になる木は比較的、平地に生えている木が殆どで高山樹木にはあまりありません。
永年の地核変動により土の中に密閉され、その土の成分が木にしみ込んで、深い色合いに変化させていきます。
現在、東北地方や北海道の方に多い様です。つい最近仕入れた、かつら神代も東北の県境から発掘されたモノです。
小田原には地球博物館なるものがありまして、そこに木辺を持って行くと炭素を調べてくれます。
それにておおよそどの位前のものか分かります。当然、神代は値段も高くなり、年々減少傾向にあります。
ちなみに神代(じんだいと読みます。)とは神代(かみよ)の国のモノの意味です。 考えてみれば(私は当たり前のように使ってますが)凄いですよね?2000年前ですよ! キリスト様の誕生、紀元前4〜6年(どっちだったか)とほぼ変わらないですから・・・・・
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秘密箱  
秘密箱写真 小指物技法の中にパズル的な機構を組み込んだ小箱類のことを秘密箱、または、トリック箱といいます。
江戸時代の船箪笥、車箪笥に応用されている「からくり」の原理を小箱類に応用したのが始まりで、やはり明治の中頃に技法が完成しました。
その後多くの改良が加えられ、製法、技法、デザインも高度となり、今日に至っています。
一見上下の区別のない小箱の側面や、甲板、あるいは底板を上下、左右に少しずつ押したり、引いたりのスライド操作を繰り返し、最後に蓋を開けることの出来る箱で、少ないのは2回、多いのは55回でやっとあけられるものもあります。これも箱根細工の代名詞的な存在で、他では見られない極めて独創と、アイデアに富んだものです。
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